ソーシャルレンディング業者も独立系で設立が浅い業者が最もリスキー

「業者の安全性」を再認識した、みんなのクレジット行政処分

ソーシャルレンディング業者選びでは今まではどうしても「高利回り」「案件の魅力」が優先されて、「業者の安全性」についての分析が今ひとつでした。みんなのクレジットの行政処分はそれを考え直すいいきっかけになったはずです。みんなのクレジットは貸し倒れはないと宣言していますが、そもそもこういう事態を引き起こした時点で業者としては失格といえます。

それでは昔のFX悪質会社のケースから、ソーシャルレンディング会社においての怪しい点を見つけられるかを考えてみます。

行政処分においてみんなのクレジット代表の白石が辞任

2017.03.30

関東財務局よるみんなのクレジットへの行政処分の内容

2017.03.30

みんなのクレジットの悪質行為はFX黎明期の悪質会社と同じパターン

2017.03.28

FX黎明期とそっくり:みんなのクレジットに対する証券取引等監視委員会の勧告

2017.03.28

 

 

過去の悪質FX会社に共通する点

以前の悪質FX会社のケース「FX札幌」「アルファFX」「JNS」「アライドLLC」などを振り返ってみます。これらの業者は「顧客資産の流用」「情報の粉飾」「資金の自転車操業」「会社の代表者による私的流用」など、みんなのクレジットとの行為と類似点を見つけることができます。

 

 

設立が浅く、独立系の業者がやはりリスクが高い

これらの業者に共通していたこととしては「設立が浅い」「どこかの大きな資本やグループに属さない独立系」などがあります。だいたい予想はつきますが、やはりよくわからないぽっと出の新業者が一番リスクが高い傾向があります。厳しい監査やグループ内の目がなく、好き勝手やれる柵のない業者がいつ時代も好き勝手に顧客の金を使うのは変わりません。

みんなのクレジットも設立が2015年5月21日とまだ1年半ほどしか経過しておらず、資本関係も代表であった白石伸生関係の個人的な会社など、大きな資本やグループではありませんでした。身内だけでやってるようなところではいろいろできてしまうのですね。

では「設立年度」や「グループや資本関係」、これらについて他ののソーシャルレンディング業者を見直してみます。

 

SBIソーシャルレンディング

  • その名の通り、ネット金融業界大手のSBIグループのソーシャルレンディング会社。
  • 金融グループ大手のSBIグループの100%子会社。
  • 設立も平成20年1月24日(2008年1月24日)と歴史も長い。

 

 

MANEO(マネオ)

  • ソーシャルレンディングを広めた業界の草分け的存在
  • 設立も2008年10月15日と古参
  • 2016年2月にはGMOクリックHDと資本業務提携
  • 三井住友銀行グループのSMBCベンチャーキャピタル株式会社、NTTドコモ、みずほ証券系のモバイル・インターネットキャピタル株式会社が資本参加

 

 

クラウドクレジット

  • リスクが高く高利回りの海外案件に特化している
  • 設立は2013年1月と4年ほど経過
  • 株主には日本5大商社である伊藤忠商事、マネックスのベンチャー投資会社など

 

 

OwnersBook(オーナーズブック)

  • OwnersBook(オーナーズブック)は、ロードスターキャピタルという会社が運営。
  • 自社の財務内容の健全性を与えるために自らの財務内容をホームページ上に公開。
  • 設立は平成24年3月14日で営業5年経過
  • 株主・出資にRenren Lianhe Holdings、カカクコム

 

 

クラウドバンク

  • 運営は日本クラウド証券という会社
  • 過去に償還遅延した案件がある
  • 2015年に行政処分された(顧客資産管理不備と案件説明不足)

 

 

ラッキーバンク

  • 全案件不動産担保ありで、高利回りのものが多い
  • 設立が2014年12月とまだ2年ほど
  • 株主や資本関係がよくわからない
  • 代表取締役社長は24歳で社長になっている超若手

 

 

大手資本が入っているところと独立系

上記のように「SBIソーシャルレンディング」はネット金融大手のSBIグループ(SBI証券や住信SBIネット銀行)、「maneo」はこれまたネット金融で大手のGMOグループ(GMOクリック証券やFXプライムbyGMO)、クラウドクレジットは伊藤忠商事やマネックス、Ownersbookはカカクコム、などの資本が入っています。

これに対してクラウドバンクやラッキーバンクには大きなグループに属していることや資本が入っていることがわかりませんでした。特にこの2社は資本についてもHPの記載が少なく、安心材料という点においてはやや不安が残ります。クラウドバンクは償還遅延や行政処分されたことがあり、ラッキーバンクは設立が浅く、代表取締役社長もよく実績がわからない超若手の方という不安点があります。

 

ラッキーバンクは相応のリスクがある?

それらの不安点はこれまでは案件の高利回りなどで覆い隠されてきたり、あまり気にされないようになってきました。特にラッキーバンクなどは案件が募集開始されると数分で売り切れるほどの人気ぶりです。

しかしみんなのクレジットしかり、なんらかのワケがあってこそ高利回りは実現しています。リターンの高さはリスクの高さの裏返しでもあります。設立が浅く、資本関係がよくわからない上、高利回り。ラッキーバンクは条件を結構満たしていますね。10%という高いリターンは魅力的ですが、それ相応のリスクもあると見ておくべきです。

 

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ラッキーバンク

全案件不動産担保付きの専門業者
ラッキーバンク

取り扱い案件は6~10%という高い利回りが設定されており、不動産担保がついてくると合って【高利回り】【不動産担保の安心】の特徴から、募集開始1分で完売続出の非常に人気のソーシャルレンディング業者です。

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