みんなのクレジットは休業を継続、白石は社長辞任、案件の償還は?

業界を騒然とさせたみんなのクレジットの行政処分

高利回りと社会貢献ができるということでソーシャルレンディングは人気になってきていましたが、みんなのクレジットが2017年3月24日に証券取引等監視委員会より勧告を受け、さらに関東財務局より1ヶ月間の業務停止命令と業務改善命令が出されたことで大騒ぎとなりました。これを受けてみんなのクレジットの代表の白石氏は辞任を表明、4月29日まで会社は業務を停止していました。

関東財務局よるみんなのクレジットへの行政処分の内容

2017.03.30

 

 

業務停止処分が開けても業務の休止を継続

4月29日まで業務停止命令が出ていたみんなのクレジットも4月末をもって処分期間を経過、営業できることになりました。しかしみんなのクレジットは会社の方針として自主的に休止期間を延長、内部の管理体制が整うまでファンドの募集や会員の受け入れなどの営業一切を休止し続けることを発表しています。

 

 

弊社の金融商品取引業務の休止について

 

弊社では、平成29年3月30日付の弊社に対する業務改善命令に基づき着手中の内部管理態勢の再構築につきまして、その整備の間、自主的に弊社の金融商品取引業を引き続き休止することといたしました。

休止の内容は以下の通りであります。

【休止の期間】
平成29年4月30日から内部管理態勢が整うまで

【休止いたします金融商品取引業】
①  新規ローンファンドの募集
②  新規投資のお申し込み
③  新規会員募集

【通常通り行います業務】
①  投資家様への配当金や償還金の入金
②  投資家様の会員情報の変更
③  投資家様の預託金の払戻し
④  投資家様への事務連絡

新執行部による、より厳格な内部管理態勢整備が整い次第業務を再開する予定であります。
業務再開をお待ちいただいておりました投資家の皆様、関係株主様、お取引先様、関係者の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。

みんなのクレジット公式サイトより引用

 

 

 

償還については無事終了、最悪の事態は回避された

正直な話、みんなのクレジットは今や信用がガタ落ちですので新規案件の募集再開よりも今まで運用してきた案件がどうなったかのほうが気になるところです。処分期間も運用されていた案件についてですが、すべて運用が終了して償還されたという発表が出されています

 

 

【償還のお知らせ】

 

本日償還を迎えた29号、36号、38号、40号、46号、53号、55号及び運用中ローンファンドの

配当は予定通り終了いたしました。

 

以上

みんなのクレジット公式サイトより引用

 

みんなのクレジットで運用していた方も償還の報告をされていますので、とりあえずはお金は返ってきているようですね。つまりソーシャルレンディングで最悪の事態である貸し倒れにはならなかったということです。

 

 

 

白石は正式に辞任、後任には阿藤 豊が就任

また先月より辞任を表明していた白石氏は正式に代表取締役を辞任、後任には阿藤 豊という方が就任しました。この阿藤 豊という方は、以前倒産した(株)らいずほーむという建設会社の社長もされていました。

このらいずほーむもあまり良い評判を聞かず、いろいろ問題があり倒産した富士ハウスの受け皿として設立された事業承継会社でした。富士ハウスは投資会社の(株)八丁堀投資(旧、スピートパートナーズ)を介して設立された(株)らいずほーむに事業を承継させています。ちなみにこのスピードパートナーズの社長も白石氏です。かなり投資というより再生屋としていろいろやってきていることがわかります。

結局、どっちも倒産していますので信用はかなり落ちているでしょう。

 

 

 

 破 綻した住宅販売の富士ハウス(株)の事業承継会社の(株)らいずほーむ(東京都中央区入船1-1-20、代表:阿藤豊)と関連の企業再生投資会社の(株) 八丁堀投資(同、代表:梨田智人)は5月13日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。

破産管財人には、竹村葉子弁護士(電話 03-3356-5251)が選任されている。債権者による破産申し立てによる破産。   2009年1月負債額約360億円を抱え経営破綻した富士ハウス(株)の事業部門を承継するため、投資会社の(株)八丁堀投資(旧、スピートパートナーズ)により設立された(株)らいずほーむであったが、住宅事業が軌道に乗らず、昨年に実質事業を停止していた。

引用:http://n-seikei.jp/2014/05/post-21981.html

 

 

みんなのクレジットの今後は厳しい

今回自主的に休業を続けることになったみんなのクレジットですが、正直やってきたことがかなり悪どいことであり行政処分が1ヶ月だけというのは短い気がします。事実休業を延長していることといい、みんなのクレジットに好き放題させてきたことといい、ソーシャルレンディング業界は金融庁の規制がまだまだゆるいことを感じます。個人的には匿名組合契約による投資先の匿名化をどうにかしてほしいものですね。貸金業とのグレーゾーンのままやっている現状では、またどこかで必ず問題が起きると思います。

今回みんなのクレジットは貸し倒れという最悪の事態を免れたことによりソーシャルレンディングの信用は保たれましたが、またいつどこの業者でもそれが起こることのリスクを再認識させられました。みんなのクレジットだけでなく、クラウドバンクやラッキーバンクなどには利回り10%以上という魅力的な案件が数多くあり、マイナス金利の今、重要な投資先となっていますがリスクを忘れてはいけません

さて、みんなのクレジットですが個人的には使いたい・お金を預けたいとは思いませんね。利回りの高さでリスクを承知で投資する人もいますが、やらかしている人間はまだやらかすということがらいずほーむでも繰り返されているように感じるので、リスクの分散ではなくリスクからの逃避を選びます。

 

 

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